小川病院では、
糖尿病/物忘れサポートチーム(Diabetes/Dementia Support Team;DDST)を立ち上げて、鳴門地区の糖尿病/認知症患者の減少と地域への情報発信を目的に、『糖尿病/物忘れ教室』を月1回開催しております。
平成29年9月からは、当院に「糖尿病/物忘れセンター」を設置し、これからも、糖尿病/物忘れサポートチーム(DDST)が運営して参ります。
第29回として、3月9日(土)に糖尿病/物忘れ教室を開催し、認知症ケアの現状についてお話しさせて頂きました。多数の方に参加頂き感謝申し上げます。
写真は、教室風景
(担当講師 こもれびの家・撫養 管理者 杉田 由美)
こもれびの家・撫養デイサービスでは、2018年7月から手足のケアを施行しています。介助者との信頼性、親密性を高めリラックス効果や認知症の症状を和らげることを目的としており、利用者様の笑顔が増え不安やイラ立ちが収まるなど様々な効果が出ている様です。
認知症一口メモ
認知症一口メモではセンター長足立DRより認知症と嗅覚についてお話しさせて頂きました。嗅覚は20代を過ぎた頃から加齢により衰えますが、早期に対策すれば嗅神経を回復させ、認知機能も改善されます。嗅覚を鍛えて認知症予防をしましょう。
コグニサイズ
また、講演中にはコグニサイズ(メディアや様々な地域で多く取り入れられています)を行いました。
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。
写真は吉村理学療法士の指導の様子です