小川病院について
地震などの災害を考慮した技術の採用

Solution 1
免震構造の採用
Solution 2
格子状地盤改良の採用
Solution 1
免震構造の採用
有事の際も患者様の生命を守り、地域の病院としての役割を果たす
建物と地盤の間に免震装置を設置し、両者を絶縁させることで建物に振動を伝えないよう考えられたのが免震建物です。
地震の揺れが建物に伝わりづらく耐震安全性の高い構造形式です。
免震建物は、地震時に水平にゆっくり揺れるため、構造体の損傷や家具・備品の転倒をおさえます。それにより、建物の中にいる人に安心を与え、地震後も建物機能を維持することが可能となります。
この絶縁部に適している免震装置が 免震ゴム(建築用) です。

Solution 2
格子状地盤改良の採用
地盤の液状化から建物を守る安全・安心な技術
当院では、液状化対策として格子状地盤改良(TOFT工法®)を導入しています。
TOFT工法®は、液状化対象の軟弱地盤にセメント系固形材を混合して、強度が高く安定した改良体を地盤に築きます。
その改良体を平面に格子状に連続配置し、地盤全体の強さを上昇させます。
このため、地震時に地盤が激しく揺れても、格子状に配置された改良体により軟弱地盤の変形を抑制し、液状化発生を確実に防ぐことができます。

資料提供:株式会社竹中工務店