小川病院では、
糖尿病/物忘れサポートチーム(Diabetes/Dementia Support Team;DDST)を立ち上げて、鳴門地区の糖尿病/認知症患者の減少と地域への情報発信を目的に、『糖尿病/物忘れ教室』を月1回開催しております。
平成29年7月8日(土)に第11回糖尿病/物忘れ教室を開催しましたところ、多数の方に参加頂きました。感謝申し上げます。
今回は、本年度のまとめとして糖尿病食実食・優秀者表彰を行いました。
試食では、カロリー計算した季節の献立が、いろいろ工夫することで「こんなにたくさん食べれるの?」と驚きの声が上がっていました。
全11回の教室開催において、ほぼすべてを受講された方が8名いらっしゃいました。新たな知識の吸収に余念のないその志をたたえたて、当院から表彰状と記念品を贈呈させていただきました。
おめでとうございます。
その後、山野利尚医による講演があり、わかりやすい解説に、時間の超過も忘れて聞き入っていました。
写真は、教室風景(担当講師 山野 利尚 糖尿病・腎臓専門医)
また、講演終了後には
コグニサイズ(メディアや様々な地域で多く取り入れられています)を行いました。
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。皆さん積極的に参加していただけました。
写真は体験の様子です。
平成29年9月から、当院に
「糖尿病/物忘れセンター」を設置します。これからも、糖尿病/物忘れサポートチーム(DDST)が運営して参ります。
毎年9月開講で翌年7月で終講です。初回として、今回は夏休み明けの9月9日(土)に糖尿病に合併する神経障害についてお話しします。たくさんの方のご参加をお待ちしております。