小川病院では、
糖尿病/物忘れサポートチーム(Diabetes/Dementia Support Team;DDST)を立ち上げて、鳴門地区の糖尿病/認知症患者の減少と地域への情報発信を目的に、『糖尿病/物忘れ教室』を月1回開催しております。
平成29年9月からは、当院に「糖尿病/物忘れセンター」を設置し、これからも糖尿病/物忘れサポートチーム(DDST)が運営して参ります。
第37回糖尿病教室では小川病院の西川享看護師、藤井良子看護師より、フットケアについてお話させて頂きました。
糖尿病で血糖値が高い状態が長く続くと、神経障害や動脈硬化などが起こります。
動脈硬化は血流障害をおこし、結果、足にさまざまな異常が出やすくなります。
糖尿病予防は認知症予防の第一歩になりますのでしっかりと予防していきましょう。
認知症一口メモ
認知症一口メモでは、物忘れ相談プログラム(MSP)値の集団測定を行いました。
参加者30名のうち、5名に物忘れが始まっている可能性が疑われました。この5名のうち、2名は1年前は正常値でした。
コグニサイズ
また、コグニサイズ(メディアや様々な地域で多く取り入れられています)を行いました。コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。写真は吉村理学療法士の指導の様子です。