小川病院では、
糖尿病/物忘れサポートチーム(Diabetes/Dementia Support Team;DDST)を立ち上げて、鳴門地区の糖尿病/認知症患者の減少と地域への情報発信を目的に、『糖尿病/物忘れ教室』を月1回開催しております。
平成28年12月3日(土)に第三回糖尿病/物忘れ教室を開催しましたところ、多数の方に参加頂きました。感謝申し上げます。
写真は、教室風景(担当講師 薬剤師 橋本 公美子)
糖尿病と認知症のお薬をいろいろなタイプ別に、どのようにして体に効いてゆくのかを、説明させていただきました。
早期発見が大切です。定期健診を受けましょう。
もし、糖尿病や認知症と診断されましても、お薬でコントロール出来る時代です。
高齢化社会に向けて、これを機会にお薬の認識を深めていただき、ご本人とご家族の方に、少しでもお役に立てて戴けたら、幸いです。
その後、神経内科医師 足立医師による「物忘れについて」の講演があり、認知症症状についてのDVD鑑賞を行いました。今回は「中核症状」についてがテーマでした。みなさん熱心に受講されていました。
また、講演終了後にはリハビリテーション室へ場所を移し、
コグニサイズ(メディアや様々な地域で多く取り入れられています)を行いました。
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。
少し間違うことが恥ずかしく思われる方もいらっしゃいましたが、皆さん積極的に参加していただけました。
今後、毎回教室の最後にコグニサイズを皆さんと行いたいと思います。
写真は体験の様子です。